英検2級の単語対策にmikanを使い、連続記録が30日になった。教材は『英検®2級 でる順パス単 新装5訂版』で、各セクションの試験まで一通り終えた。
使って良かったのは、間違えた問題の管理と音声の再生をアプリに任せられることだった。スマホがあれば、電車やジムでも進められる。一方、4択ではうろ覚えでも正解できるので、一通り終えただけで覚えきったとは感じていない。
利用条件と30日の記録
私は英語日記アプリ「LangJournal」を開発・運営している。英語学習歴は5年ほどで、語学学校に通っていた頃には、紙の教材を一通り覚えた経験もある。今回の英検2級の単語は、すでに知っているものが多かった。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用端末 | iPhone |
| 利用プラン | Lite・月払い |
| 学習目的 | 英検2級の単語対策 |
| 使用教材 | 英検®2級 でる順パス単 新装5訂版 |
| 教材の収録数 | アプリの教材詳細では1,838語 |
| 連続記録 | 2026年9月12日に30日達成 |
| ペースを決めてからの学習量 | 基本は100問と、その後の30問連続正解の試験 |
| 所要時間の目安 | 普段は約15分。最後の4日間は1日約45分 |
| 併用アプリ | Duolingo、LangJournal |
学習時間は体感の目安で、計測した平均ではない。画面は2026年9月12日・14日に撮影したものを使っている。

9月12日に30日達成。仕事や子育てで疲れて休んだ日には、お休みチケットが自動で使われた。使用回数は確認できていない。
mikanと教材を選んだ理由
今回は「スマホアプリで英語学習をする」と決めて始めた。単語学習のアプリとして最初に思い浮かんだのがmikanだった。
以前にも軽く使ったが、1週間も使わず紙の単語帳に戻った。mikanを本格的に使ったのは今回が初めてだ。
最初は無料で使える教材を進めた。ただ、その教材は収録数が少なく、5日目くらいには終えた。そこから、英検対策の定番だと思っていた『でる順パス単』を使うためにLiteへ加入した。

毎日の進め方と学習量
最初は10〜30問、その後は100問と試験
最初の1週間ほどは、1日10〜30問程度だった。試験までまだ時間があると思っていたので、まずは少しずつ始めた。
試験の1か月半前からはペースを決め、基本的に100問を解き、その後の試験を終えるところまでを1日のノルマにした。
私が使っていたのは、最初から設定されていた「難しい」モードだった。試験は30問連続で正解する必要があり、途中で間違えると連続正解のカウントがゼロに戻る。全問正解するまで繰り返して、各セクションを進めた。
普段の学習も、先に単語の一覧を読んでから取り組むのではなく、いきなり4択の問題を解く使い方だった。

普段の問題と試験は同じような画面。英単語を見て、日本語の意味を4択から選ぶ。
単語は進めやすく、熟語には時間がかかった
単語は知っているものが多く、4択なら体感で9割ほどは分かった。忘れていたものでも、見れば思い出せることが多かったので、比較的すぐに進められた。普段の所要時間は約15分だった。
最後の4日間は、知らない熟語が多く、1日約45分かかった。午前と午後に分けて取り組んでいた。間違えた問題が繰り返し出て、試験も連続正解が必要なので、解いているうちに意味を覚えていった。
学習量を増やした分、並行していたDuolingoとLangJournalはかなり軽く済ませるようになった。1日の負担は増えたが、その分だけ教材を早く終えられるので、全体の負担は変わらないと考えて取り組めた。
ほかの2つの使い方は、Duolingoの30日利用レポートと、LangJournalで英語日記を51日続けた記録にまとめている。
運動や移動と組み合わせて勉強できた
家で勉強する時間を固定していたわけではなく、1日のどこかでノルマを終えるようにしていた。子どもがテレビを見ている間、電車での移動中、ジムの固定式バイクをこいでいるときなど、場所はいろいろだった。
スマホはいつも持っているので、忙しいけれど運動もしたい日には、固定式バイクと勉強を組み合わせられる。買い物に出たいときも、移動時間に進められた。
特に直近の1週間は、ワンオペ育児、受託の仕事、個人開発が重なり、時間を確保するのが難しかった。ほかの予定と一緒に勉強を進められるのは助かった。移動時間も使えると思うと、外出を前向きに考えられた。
紙の単語帳と比べた使い心地
間違えた問題を自分で管理しなくてよい
以前は紙の単語帳にチェックをつけ、間違えたところを自分で管理していた。mikanでは間違えた問題が繰り返し出るので、その手間が省けた。この仕組みは自分に合っていた。
残りがどのくらいあるか、いくつ間違えたかが画面で分かる点も便利だった。
単語と音声を一緒に確認できる
紙の単語帳を使っていた頃は、本を見ながら別途iPhoneを開き、音声を聞いていた。mikanでは問題を解いていると音声が流れるので、本と音声を行き来する手間がない。
自分で発音することはせず、流れる音声を聞いていた。
例文は役立つが、一語ずつ開く手間がある
間違えた単語や知らない熟語は、詳細画面を開いて例文も読んだ。特に熟語は、意味や使い方を理解するのに例文が役立った。

単語の詳細を開くと、意味、音声、例文を確認できる。
ただ、私の使い方では、まず問題を解き、その後で一語ずつタップして詳細を見る流れになる。紙の単語帳なら単語と例文が同じページにあり、意識しなくても目に入る。mikanでは開く手間があるので、実際に確認したのは間違えたものや知らないものが中心だった。
新しい単語を一から覚えるなら、私は単語と例文をまとめて見られる紙を選びたい。今回の知らない熟語はmikanでも学習でき、途中で紙に切り替えたいとは思わなかったが、例文を読みながらじっくり進めるには紙の配置が好みだ。
Liteは試験前の1〜2か月なら使いたい
契約したのはLiteの月払いだ。2026年9月14日に確認した日本のApp Storeの掲載料金は月額1,000円だった。これは掲載料金で、私の請求履歴から確認した金額ではない。
有料にするときは、紙の単語帳を買った方がよいのでは、と迷った。ただ、試験までの期間だけなら使ってみようと思った。実際に使った今も、1〜2か月の利用なら料金に見合っていると感じる。
一番の不満は、月額料金が続くことだ。基本的に一つの教材しか使わないので、必要な教材ごとに買い切れる方が自分には合っている。長く契約するほど、紙の単語帳を一冊買う場合との費用の差が気になる。
英検2級の試験が終わったら、Liteはいったん解約する予定だ。次は準1級を受けたいと考えているので、その試験の約2か月前から再契約するつもりでいる。
教材を終えた手応えと、これからの復習
4択なので、意味がはっきり分からなくても消去法で正解することがあった。短期間にまとめて進めたこともあり、一通り終えた時点で覚えきった実感はない。
疲れてぼーっとしていると、あまり考えずに選択肢を押してしまうこともあった。それでも、その時間を逃すとその日の勉強ができなくなるため、決めた量まではやり切っていた。
教材を一通り終えたことで、単語への不安は減った。これまでの学習経験から、定番の教材を終え、復習を続ければ対応できそうだと考えている。ただし、まだ過去問を解いて確認したわけではなく、合格に必要な力がついたかどうかは分からない。
復習は始めたばかりだ。試験までの約1か月は、アプリの復習モードで毎日50問ずつ進める予定にしている。
今の英検対策は単語が中心で、ほかの対策はこれからだ。まずはライティングの参考書を一冊買い、LangJournalで添削することを考えている。
どんな人に向いていると思うか
今回の経験では、隙間時間で勉強したい人や、自分の実力に対して比較的易しい級を受ける人に勧めやすいと感じた。特に、昔勉強したことがあり、忘れた単語を確認し直したい大人には合うと思う。自分もその使い方だった。
mikanでの学習自体を楽しいとは感じていない。試験のために必要な量をこなす感覚が強かったので、試験の予定がなければ、無料でも今の使い方は続けないと思う。今の自分には、試験前に単語を確認し直すためのアプリとして合っていた。

