英語の電話対応|受け方・かけ方・取り次ぎの基本フレーズ

英語の電話対応|受け方・かけ方・取り次ぎの基本フレーズ

2026-10-01約17分で読めます実用ガイド

英語の電話では、名乗る → 相手と用件を確認する → つなぐ、または伝言を預かるの順に進めましょう。聞き取れないところは、その場で聞き返して構いません。

まずは、今の場面から使うひと言を選んでください。[名前]や[会社名]は、自分の職場に合わせて置き換えられます。

会話例と練習の音声も聞けます(AI生成)。

電話のそばに置くフレーズ早見表

電話を受ける

今したいこと 使うひと言
会社名と名前を伝える Hello, [会社名]. [名前] speaking. /お電話ありがとうございます。[会社名]の[名前]です
相手の名前を聞く May I have your name, please? /お名前を伺えますか?
話したい相手を聞く Who would you like to speak to? /どなたにおつなぎしましょうか?
少し待ってもらう Could you hold for a moment, please? /少々お待ちいただけますか?
担当者につなぐ I’ll put you through to [担当者名]. /[担当者名]におつなぎします
電話に出られないと伝える [担当者名] isn’t available right now. /[担当者名]はただいま電話に出られません
伝言を預かる Can I take a message? /ご伝言を承りましょうか?

自分から電話をかける

今したいこと 使うひと言
名乗る Hello, this is [名前] from [会社名]. /こんにちは。[会社名]の[名前]です
担当者をお願いする Could I speak to [担当者名], please? /[担当者名]とお話しできますか?
用件を伝える I’m calling about [用件]. /[用件]についてお電話しました
伝言を残す Could I leave a message? /伝言をお願いできますか?
自分からかけ直す I’ll call back later. /後ほどかけ直します

聞き取れない・確認したいとき

困っていること 使うひと言
もう一度聞きたい Could you say that again, please? /もう一度おっしゃっていただけますか?
話すのが速い Could you speak a little more slowly, please? /もう少しゆっくり話していただけますか?
つづりがわからない Could you spell that, please? /つづりを教えていただけますか?
番号の一部を聞き逃した Could you repeat the last four digits, please? /最後の4桁をもう一度お願いできますか?
聞き取った内容を確かめたい Is that correct? /合っていますか?

電話を受けて、担当者につなぐ

最初は、早見表の Hello, [会社名]. [名前] speaking. で名乗ります。相手がすでに名前や会社名を伝えてくれたら、同じ質問を繰り返す必要はありません。聞き取れなかった情報だけ確認しましょう。

自分宛ての電話なら This is [自分の名前].(私が[名前]です) と答え、そのまま用件を聞けます。別の担当者宛てなら、少し待ってもらい、電話に出られるか確認します。

会話例1 担当者につなぐ

自分:Hello, Aoba Design. Yuki Sato speaking.
お電話ありがとうございます。Aoba Designの佐藤由紀です。

相手:Hello, this is Alex Lee from Northbridge. Could I speak to Ken Tanaka, please?
こんにちは。Northbridgeのアレックス・リーです。田中健さんとお話しできますか?

自分:Could you hold for a moment, please?
少々お待ちいただけますか?

相手:Of course.
はい。

(田中さんが電話に出られるか確認する)

自分:Thank you for holding. I’ll put you through to Ken now.
お待たせしました。ただいま田中におつなぎします。

相手:Thank you.
ありがとうございます。

(転送する)

担当者:Hello, this is Ken Tanaka.
お電話代わりました。田中健です。

相手:Hello, Ken. This is Alex Lee. I’m calling about the brochure.
こんにちは、田中さん。アレックス・リーです。パンフレットの件でお電話しました。

会話を聞く

hold は電話を切らずに待つこと、put you through は電話をつなぐことです。担当者が対応できるとわかってから、「つなぎます」と伝えましょう。参考:Cambridge Dictionary「hold the line」、「put someone through」

転送できないとき: I’m sorry, I can’t transfer this call. Can I take a message?(申し訳ありませんが、この電話を転送できません。ご伝言を承りましょうか?)と、できる対応を案内します。

担当者が不在なら、必要な情報を聞いて伝言を預かる

isn’t available right now は「今は対応できない」という意味です。外出中なら is out of the office、別の電話に出ているなら is on another call と言えますが、わからない理由を付け足す必要はありません。

伝言では、名前・会社名・用件・希望する対応・連絡先を確認します。番号を聞くときは、What’s the best number to reach you on?(ご連絡先の電話番号を教えていただけますか?) が使えます。

会話例2 伝言を預かる

相手が「NorthbridgeのAlex Leeです。田中さんをお願いします」と名乗ったところからの会話です。

自分:I’m sorry, Ken isn’t available right now. Can I take a message?
申し訳ありませんが、田中はただいま電話に出られません。ご伝言を承りましょうか?

相手:Yes, please. Could you ask him to call me back about the brochure?
はい。パンフレットの件で折り返し電話をいただけるよう、伝えていただけますか?

自分:Of course. What’s the best number to reach you on?
かしこまりました。ご連絡先の電話番号を教えていただけますか?

相手:It’s 01632 960248.
01632 960248です。

自分:Let me read that back: 01632 960248. Is that correct?
復唱します。01632 960248で合っていますか?

相手:Yes, that’s right.
はい、合っています。

自分:And you’d like Ken to call you back about the brochure. Is that right?
パンフレットの件で、田中からの折り返しをご希望ということでよろしいですか?

相手:Yes, please.
はい、お願いします。

自分:I’ll pass your message on to Ken. Thank you for calling. Goodbye.
田中に伝言を申し伝えます。お電話ありがとうございました。失礼いたします。

相手:Thank you. Goodbye.
ありがとうございます。失礼します。

会話を聞く

I’ll pass your message on. は「伝言を伝えます」という返事です。担当者の予定を確認せずに He’ll call you back today.(今日中に折り返します)と約束しないようにしましょう。

相手が I’ll call back later.(後ほどかけ直します) と言ったら、All right. Thank you for calling. Goodbye.(かしこまりました。お電話ありがとうございました。失礼いたします) と応じて終えられます。

受けた内容をメモに残す

上の会話なら、次のように整理できます。

項目 記入例
誰へ 田中健さん
誰から Alex Leeさん/Northbridge
用件 パンフレットの件
希望する対応 田中さんからの折り返し
連絡先 01632 960248(復唱済み)
対応期限 指定なし

実際のメモには、受けた日時と自分の名前も添えます。相手の希望と、こちらが約束したことは分けて書くのがポイントです。国際電話で折り返すなら、Could I have the number with the country code, please?(国番号を含めた電話番号を教えていただけますか?) と確認しておきましょう。

自分から電話をかけて、用件を伝える

受付には「名前・会社名・話したい人」を伝えます。担当者につながったら、もう一度名乗り、I’m calling about ... に用件を続けましょう。

  • I’m calling about our meeting.:打ち合わせの件でお電話しました
  • I’m calling about the delivery date.:納品日の件でお電話しました

会話例3 担当者に用件を伝える

受付で取り次ぎをお願いし、担当者につながったところからの会話です。

担当者:Hello, this is Alex Lee.
こんにちは。アレックス・リーです。

自分:Hello, Alex. This is Yuki Sato from Aoba Design. I’m calling about our meeting on October 8. Is it still at ten a.m. Japan time?
こんにちは、アレックスさん。Aoba Designの佐藤由紀です。10月8日の打ち合わせの件でお電話しました。予定どおり日本時間の午前10時からでよろしいですか?

担当者:Yes, that’s correct.
はい、そのとおりです。

自分:Great. Thank you for confirming. Goodbye.
承知しました。ご確認ありがとうございます。失礼します。

担当者:You’re welcome. Goodbye.
どういたしまして。失礼します。

会話を聞く

海外の相手と日時を確認するときは、日付・午前か午後か・どの地域の時間かもそろえましょう。

担当者がいない場合は、次のどちらかを選びます。

どうしたいか 伝え方
自分から後でかけ直す I’ll call back later. Thank you. Goodbye. /後ほどかけ直します。ありがとうございます。失礼します
伝言を残す Could I leave a message? と尋ね、了承されたら Please tell Alex that Yuki Sato from Aoba Design called about the brochure. /Aoba Designの佐藤由紀から、パンフレットの件で電話があったとお伝えください

take a message は「伝言を預かる」、leave a message は「伝言を残す」です。伝言をお願いできたら Thank you for your help. Goodbye.(ご対応ありがとうございます。失礼します)と締めくくれます。参考:Cambridge Dictionary「message」

聞き取れない部分は、絞って確認する

名前だけ聞き取れなければ I’m sorry, I didn’t catch your name.(すみません、お名前を聞き取れませんでした)、番号の最後だけなら早見表の the last four digits(最後の4桁) を使います。会話全部を言い直してもらうより、必要な情報を確認しやすくなります。

つづりは Could you spell that, please? で尋ねます。spell は「文字を順に言う」という意味です。聞こえた番号や名前を復唱し、Is that correct? と確認してから先に進みましょう。参考:Cambridge Dictionary「catch」、「spell」

練習 会話から伝言メモを完成させよう

次は、別の電話で練習してみましょう。会話を聞き、下の5項目を埋めてください。聞き直しても構いません。 聞き返して確認できた情報にも注目してみてください。

メモすること 記入欄
誰へ __________
誰から・会社名 __________ / __________
用件 __________
希望する対応 __________
連絡先 __________
練習音声を聞く

練習用の会話

自分:Hello, Aoba Design. Yuki Sato speaking.

相手:Hello. This is Maya Chen from Eastfield. Could I speak to Ken Tanaka, please?

自分:I’m sorry, Ken isn’t available right now. Can I take a message?

相手:Yes, please. Could you ask him to call me back to confirm the delivery date for the samples?

自分:Of course. Could you spell your last name, please?

相手:Chen. C-H-E-N.

自分:Thank you. What’s the best number to reach you on?

相手:It’s 01632 960731.

自分:Could you repeat the last four digits, please?

相手:Zero, seven, three, one.

自分:Thank you. So, that’s 01632 960731, and you’d like Ken to call you back to confirm the delivery date for the samples. Is that correct?

相手:Yes, that’s right.

自分:I’ll pass your message on to Ken. Goodbye.

相手:Thank you. Goodbye.

答えと確認ポイント

メモすること 答え
誰へ Ken Tanaka(田中健)さん
誰から・会社名 Maya Chenさん/Eastfield
用件 サンプルの納品日を確認したい
希望する対応 田中さんからの折り返し
連絡先 01632 960731

confirm the delivery date for the samples が「サンプルの納品日を確認する」という用件です。姓は C-H-E-N、電話番号の末尾4桁は 0・7・3・1 と確認できました。

この会話では、納品日そのものや折り返しの期限は指定されていません。「今日中」などと補わず、聞けたことだけ残します。

※記事中の電話番号は、英国Ofcomが示す創作用の予約番号帯から選んだ例示用番号です。番号の出典

すべてを暗記する必要はありません。早見表を手元に置き、必要な情報を聞いて、確認して、次の人へ渡すところから練習してみてください。